アキレス腱断裂のつっぱり感はいつまで?原因と回復までの全治目安
アキレス腱断裂のつっぱり感はいつまで?原因と回復までの全治目安とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:術後・受傷後1年を過ぎてもアキレス腱の太さやつっぱり感が残っています。元に戻らないのでしょうか?
A1:一度断裂したアキレス腱は、修復線維で太く補強されるため、健側(健康な側)と全く同じ細さに戻ることは基本的にありません。しかし、太いままでも組織の柔軟性は2〜3年かけて微細に変化し続けます。日常生活に支障がないレベルの張り感であれば過度に心配する必要はありませんが、定期的なストレッチを継続して柔軟性を維持しましょう。
Q2:装具が外れたばかりですが、歩くときに腱が突っ張って引きちぎれそうです。無理に歩くべきですか?
A2:無理に大股で歩く必要はありません。装具除去直後は、腱が物理的に耐えられる張力に対して可動域が追いついていない状態です。まずは踵に少し厚めのインソール(ヒールパッド)を入れて角度を補助し、痛みやつっぱり感が強すぎない範囲で小股から歩行練習を行いましょう。
Q3:入浴時に温めながらマッサージをしても大丈夫ですか?
A3:傷口が完全に塞がり、主治医から入浴許可が出ていれば非常に効果的です。温めることでコラーゲン線維の粘弾性が向上し、癒着を剥がしやすくなります。ただし、患部に赤みや強い熱感、ズキズキする炎症症状がある場合は、温めすぎずアイシングを併用するなど状態に応じた判断が必要です。