果汁で手が汚れない!オレンジの切り方とつるんと皮を剥くプロの裏技

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日本国内で流通する主要なオレンジには、冬から春にかけて出回る「ネーブルオレンジ」と、初夏から夏に流通する「バレンシアオレンジ」の2系統が存在します。それぞれの特性に応じたアプローチを取ることが、失敗しないためのオレンジの切り方のプロのコツです。

ネーブルオレンジの切り方では、「へそ(Navel)」の処理が肝心です。ネーブルオレンジの果頂部には小さな副果(へそ状の構造)があり、この周囲は繊維が複雑に絡み合っています。そのままカットするとへそ部分の皮が硬く口に残るため、最初の上下面のカット時にへそを完全に切り落としてしまうのが鉄則です。ネーブルは香りが高く種がほとんどないため、カルチェやスマイルカットなど、ダイレクトに口へ運ぶカットに極めて適しています。

対してバレンシアオレンジは、果汁量が豊富で酸味と甘みのバランスが良い反面、薄皮がネーブルよりもやや硬く、種を含む個体が多く見られます。そのため、オレンジを子どもが食べやすい切り方にする際は、輪切りにして中心の種を取り除くか、あらかじめカルチェで薄皮を完全に取り除いて提供することで、咀嚼力の弱い幼児でも喉に皮を詰まらせることなく安全に楽しむことができます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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