徳勝もなみの現在と佐世保事件の真相|生い立ち・父親の自死と精神鑑定
徳勝もなみの現在と佐世保事件の真相|生い立ち・父親の自死と精神鑑定にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
長崎家庭裁判所での審判に向けて行われた精神鑑定では、加害者の精神状態と責任能力が徹底的に検証されました。精神医学の専門家による鑑定結果では、重度の自閉スペクトラム症(ASD)および愛着障害、強い強迫的観念が認められました。
鑑定では「善悪の判断能力や行動を制御する能力が著しく減弱していたわけではないが、他者の心に対する共感性が極端に欠如しており、精神医学的な治療と矯正が不可欠である」と結論づけられました。検察官送致(逆送)による刑事裁判も検討されたものの、長崎家裁は2015年9月、医療的措置を最優先とする第3種少年院(旧・医療少年院)への送致決定を下しました。
家裁の決定要旨では「強い殺人願望や解体願望は精神障害に根ざしたものであり、長期間にわたる専門的な医療的矯正教育を施すことが再非行防止に不可欠」と明記されました。