オリエンタルショートヘアは飼いにくい?性格・値段とシャムとの違い徹底検証

オリエンタルショートヘアは飼いにくい?性格・値段とシャムとの違い徹底検証についての最新情報を徹底解説します。

外見が瓜二つであることから、初心者が最も混乱するのがオリエンタルショートヘアとシャム猫の違いです。結論から言えば、この2種は血統的に「ほぼ同じ猫」でありながら、毛色と目の色において厳格な境界線が引かれています。

歴史を紐解くと、第二次世界大戦後の英国において、数が激減したシャム猫(サイアミーズ)を復興させる過程で、ロシアンブルーやブリティッシュショートヘア、アビシニアンなどとの交配が行われました。その結果、シャム猫と同じスレンダーな体型(オリエンタルタイプ)でありながら、シャムの特徴であるポインテッド(顔、耳、手足、尾の先端だけに色が付くパターン)以外の多彩な毛色を持つ子猫が誕生しました。これらを独立した品種として固定化し、1970年代に米国の血統登録機関CFAなどで公認されたのがオリエンタルショートヘアです。

外見上の最大の違いは、オリエンタルショートヘアの毛色と種類の圧倒的な豊富さです。シャム猫は「シールポイント」「ブルーポイント」など先端部のみに色があり、瞳は必ずサファイアブルーでなければ規格外となります。一方、オリエンタルショートヘアは単色(ソリッドブラック、ホワイト、エボニー、チェスナット)、縞模様(クラシックタビー、マッカレルタビー、スポッテッドタビー)、バイカラー、キャリコ(三毛)など、公認されている毛色のバリエーションは300種類以上にも及びます。さらに、瞳の色もエメラルドグリーンを中心に、毛色によってはブルーや左右の瞳の色が異なるオッドアイも認められています。

比較項目オリエンタルショートヘアシャム猫(サイアミーズ)編集部の見解・評価毛色とパターン全身一色、タビー、バイカラー等300種以上ポイントカラーのみ(四肢末端・顔・尾)ポインテッド以外はすべてオリエンタルに分類される瞳(目)の色グリーン系が主流(白系はブルー・オッドアイ有)鮮烈なサファイアブルーのみエメラルドグリーンの瞳は本種の大きな魅力骨格・体型オリエンタルタイプ(くさび形の頭、大きな耳、細身)オリエンタルタイプ(全く同一のスタンダード)骨格・筋肉構造・歩様には一切の差異がない気質・鳴き声非常におしゃべり、愛情深く独占欲が強い非常におしゃべり、知的で飼い主に一途内面的な性格傾向は完全に同一血統のそれである国内流通頭数極めて希少(年間登録数は少数)比較的安定(知名度・ブリーダー数ともに上位)オリエンタルは入手難易度がシャムより格段に高い
清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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