二階俊博の現在と引退の深層|50億使途と世襲の末路を徹底追及
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二階氏が引退と引き換えに最も死守しようとしたのが、地盤である和歌山選挙区の継承でした。しかし、その世襲シナリオは想定外の崩壊を迎えることになります。
区割り変更に伴う衆議院和歌山2区において、二階氏は三男で元秘書の二階伸康氏を後継候補として擁立しました。自民党公認を得て万全の体制で臨んだはずの選挙戦でしたが、裏金問題で自民党を離党し無所属で参戦した元官房副長官・世耕弘成氏との「保守分裂選挙」が勃発。
地元有権者の間では、かつての「二階詣で」に象徴される利益誘導政治への忌避感と、露骨な世襲に対する反発が急速に拡大しました。報道各社の出口調査でも、無党派層のみならず自民支持層の票が大きく世耕氏へ流出したことが示され、結果は伸康氏の記録的惨敗。長年「難攻不落」と恐れられた二階王国の崩壊は、日本政治における世襲モデルの構造的限界を浮き彫りにしました。