イチローモデルのグローブは何が違う?最新A51と歴代名作の凄さを徹底解説
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イチロー氏のグラブを語るうえで絶対に外せないのが、ミズノの伝説的グラブ職人である故・坪田信義氏の存在です。オリックス・ブルーウェーブ時代からシアトル・マリナーズ初期にかけて、イチロー氏の細かすぎる要求に応え続けた坪田氏は、「グラブは手の一部でなければならない」という哲学のもと、革の厚みを限界まで薄く削り、驚異的な軽さと柔らかさを両立させたプロトタイプを作り上げました。
現役時代のイチロー氏は、湿気によってグラブの重量が数グラム増えることすら敏感に察知し、専用の除湿ジュラルミンケースに入れて保管していたという逸話は有名です。この極限のクラフトマンシップは、坪田氏の愛弟子であり現代の名匠と呼ばれる岸本耕作氏へと引き継がれ、ミズノプロ イチローモデルとして一般のプレーヤーにもその恩恵がもたらされることになりました。
時代とともにラベルも進化を遂げ、初期の「ビッグM」から、ランバードマーク、そして2000年代中盤の象徴であるイチロー グローブ プラチナロゴ(シリコン製立体ロゴ)へと変遷。どの時代においても、イチロー氏のグラブは単なるスポーツ用品の枠を超え、職人の美学とアスリートの機能美が融合した最高傑作として市場に君臨し続けています。