なぜ三菱ミニカダンガンの中古相場が高騰?伝説の5バルブの真相を徹底解説
なぜ三菱ミニカダンガンの中古相場が高騰?伝説の5バルブの真相を徹底解説についての最新情報をお届けします。
ネット上や一部の旧車コミュニティでは、ミニカダンガンに対していくつかの誤解や都市伝説が語られることがあります。ここでは取材データに基づき、それらの真偽を検証します。
誤解1:5バルブは低速トルクがスカスカで普段乗りが苦痛?
「バルブ数が多すぎると流速が落ちて低速が使い物にならない」という説が囁かれますが、これはNA(自然吸気)エンジンの極端なハイカム仕様と混同された誤解です。ミニカダンガンは小径バルブを緻密に配置することで充填効率を高めており、インタークーラー付きターボによって低回転域からフラットにトルクを立ち上げるセッティングが施されています。クラッチのミート感覚さえ掴めば、現代の街乗りでも十分に実用的な扱いやすさを備えています。
誤解2:ミニカダンガン4(4WD)は車重が重すぎて遅い?
FFモデルに対して約100kg重い4WDモデルは「加速が鈍い」と揶揄されることがあります。しかし、当時の細いタイヤ(155/65R13等)では、FFモデルはフルブースト時にホイールスピンを起こしてトラクションが逃げがちでした。実戦のジムカーナやワインディングの立ち上がり、あるいは雨天時のステージでは、4輪すべてで路面を蹴り出すダンガン4の方が圧倒的に速く安定して駆け抜けることが可能でした。直進の加速フィールだけで優劣を語ることはできません。