放置は手遅れに?うつ病の重症度セルフチェックと休職サインを徹底解説

放置は手遅れに?うつ病の重症度セルフチェックと休職サインを徹底解説について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。

Q1:自分が軽度なのか中等度なのか、病院に行かずに判定することはできますか?
A1:PHQ-9などの標準化されたうつ病セルフチェックシートでおおよその傾向(スコアによる重症度スクリーニング)を把握することは可能です。しかし、甲状腺機能低下症や脳疾患など、身体疾患が原因でうつ症状が出ているケースも存在するため、確定診断と正確な重症度判定は必ず医師の問診・血液検査等を伴う専門診断を受ける必要があります。

Q2:心療内科の初診予約が1ヶ月先まで埋まっています。それまで待つしかありませんか?
A2:待つ必要はありません。精神科・心療内科はキャンセルが出ることも多く、複数のクリニックに電話して「キャンセル待ち」を登録するか、当日診療枠を設けているクリニックを探してください。もし希死念慮が強く今夜を越すのが不安な緊急時は、各自治体の「精神科救急情報センター」や救急要請(119番)、厚生労働省の電話相談窓口(こころの健康相談統一ダイヤルなど)へ直ちに連絡してください。

Q3:傷病手当金をもらって休職した場合、将来の転職やキャリアに傷がつきますか?
A3:傷病手当金の受給履歴や休職の事実が、公的な書類や転職先の調査によって自動的に露見することはありません。健康保険組合の個人情報が第三者に開示されることは法的に禁じられています。回復後に転職活動を行う際も、休職期間を適切に説明できる状態まで回復していればキャリアの再構築は十分に可能です。何より、無理を重ねて命や回復不能なレベルまで脳を損なうリスクに比べれば、休職による一時的な足踏みは何ら致命的な傷にはなりません。

Q4:抗うつ薬は一度飲み始めると、依存して一生やめられなくなりますか?
A4:抗うつ薬(SSRIなど)には、睡眠薬や抗不安薬の一部に見られるような身体的依存性(クセになる性質)は原則としてありません。症状が完全に安定した寛解期を経て、数ヶ月から1年以上の維持療法を行った後、主治医の計画的な指導のもとで数週間から数ヶ月かけて少しずつ減量していけば、安全に服用を終了することができます。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest