鼻水が黄緑色になるのはなぜ?放置厳禁な蓄膿症のサインと受診目安を徹底解説

鼻水が黄緑色になるのはなぜ?放置厳禁な蓄膿症のサインと受診目安を徹底解説とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

長年、世間一般では「黄色や黄緑のドロッとした鼻水が出たら風邪が治りかけている証拠」と信じられてきました。確かに、軽度のウイルス感染症において、炎症のピークを過ぎて粘液の排出が進む過程で一時的に色が濃くなるケースは存在します。

しかし、近年の耳鼻咽喉科領域の臨床知見では、この俗説を鵜呑みにすることに強い警鐘が鳴らされています。黄緑色の鼻水が出ている段階は、ウイルスによる初期感染から「細菌性の二次感染」へとステップが進んでしまった状態であることが極めて多いからです。

鼻の周囲の骨の中には「副鼻腔(ふくびくう)」と呼ばれる空洞が存在し、細い孔(自然口)を通じて鼻腔とつながっています。風邪の炎症でこの孔が塞がれると、副鼻腔内に細菌と膿が溜まり、急性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)へと発展します。これを「治りかけだから」と油断して放置すると、炎症が3ヶ月以上続く慢性副鼻腔炎へと移行し、粘膜がポリープ状に腫れ上がる「鼻茸(はなたけ)」の形成や、外科手術が必要になるリスクが高まります。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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