鉄骨と鉄筋の違いを徹底比較!防音性や耐震性・建築費の真実
鉄骨と鉄筋の違いを徹底比較!防音性や耐震性・建築費の真実に関する主要なデータを詳しく解説いたします。
不動産選びにおいて、一般消費者が陥りがちな代表的な誤解が「名前に『鉄』と付いているから鉄骨造もRC造と同じくらい頑丈で防音性が高いはずだ」という思い込みです。
鉄骨造の強みは、地震の揺れに対して「しなって粘り強くエネルギーを逃す」点にあります。倒壊リスクは抑えられますが、地震時に建物全体が揺れを感じやすい傾向があります。また、鉄は熱伝導率が高いため、火災時に無被覆のままだと550℃前後で強度が急激に半減するという弱点があり、厳重な耐火被覆工事が不可欠です。
対してRC造は、コンクリートが鉄筋を火災の熱から守り、鉄筋がコンクリートの引張強度を支えるため、耐火・耐震・耐久性の総合力で群を抜きます。ただし、RC造であってもタワーマンションの戸境壁などに軽量な乾式耐火遮音壁が使われている場合、施工品質によっては期待ほどの遮音性が得られないケースもあります。「RC造だから100%完全防音」と過信せず、壁の構造やスラブ厚(200mm以上が望ましい)を確認する視点が求められます。