大人の軽度知的障害とは?職場の違和感の正体と特徴・支援制度の全貌
大人の軽度知的障害とは?職場の違和感の正体と特徴・支援制度の全貌についての真相を徹底解説します。
「もしかして自分も該当するのではないか」と感じた場合、どこに相談すればよいのでしょうか。大人の場合、小児科や療育センターの対象外となるため、受診すべき診療科は「精神科」または「心療内科」になります。ただし、すべてのクリニックが大人の知能検査や知的障害の確定診断に対応しているわけではない点に注意が必要です。
初診から確定診断、支援への接続までは以下のステップを踏むのが確実なルートです。
ステップ1:大人の発達障害・知能検査に対応した医療機関を探す
病院の公式サイトで「大人の発達障害外来」「WAIS-IV検査実施可能」と明記されているクリニックを選定します。初診待機期間が数か月に及ぶケースもあるため、早めの問い合わせが肝要です。
ステップ2:初診と知能検査(WAIS-IV)の受検
問診では幼少期の生育歴(通知表の所見欄、母子手帳の記録など)の提出を求められることが一般的です。その後、公認心理師や臨床心理士による数時間の知能検査を受けます。
ステップ3:適応機能の評価と結果のフィードバック
知能指数(IQ)の数値だけでなく、着替え・金銭管理・意思疎通などの「適応行動」に制限があるかを総合判定し、診断書が交付されます。
ステップ4:地域の公的相談窓口(相談支援事業所)へのアクセス
医療機関と並行して、各自治体の「障害福祉課」や「発達障害者支援センター」、公的な相談窓口へ相談し、後述する手帳取得や福祉サービスの利用申請を進めます。