簿価とは?時価との決定的な違いと投資・確定申告で損しない必須知識
簿価とは?時価との決定的な違いと投資・確定申告で損しない必須知識についての真相を徹底解説します。
Q1:帳簿価額と簿価は完全に同じ意味と考えてよいですか?
A1:実務上は同義として扱って差し支えありません。「帳簿価額」の正式名称を短縮した通称が「簿価」です。会計帳簿や税務申告書などの公的書類では「帳簿価額」と記載され、ビジネスの会話や株式取引の解説などでは「簿価」と呼ばれるのが通例です。
Q2:個人事業主の確定申告で、10万円未満のパソコンを買った場合の簿価はどうなりますか?
A2:取得価額が10万円未満の資産は「少額減価償却資産」として購入した事業年度に一括で全額を経費(消耗品費など)に計上できます。この場合、固定資産台帳に計上する必要自体がないため、翌期以降に繰り越される簿価は発生しません。
Q3:保有している株式の株価が急落した場合、確定申告で簿価を下げて損失計上できますか?
A3:個人の上場株式投資においては、市場で実際に売却(損出し)して損失を確定させない限り、簿価を勝手に切り下げて税務上の損失に充当することはできません。含み損の段階では税金計算に一切影響せず、あくまで売却取引を行った時点で初めて税務上の譲渡損失として認識されます。