Ntt東日本エリア検索で「提供エリア外」の真相と住所不一致の罠
今注目を集めている Ntt東日本エリア検索で「提供エリア外」の真相と住所不一致の罠について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
「NTT東日本のフレッツ光でエリア外と出たから、ドコモ光やSoftBank光、ビッグローブ光に申し込もう」と考える人がいますが、これは通信インフラの構造上、完全に誤った判断です。いわゆる「光コラボレーション(光コラボ)」事業者は、NTT東日本から光アクセスサービスの卸供給を受けて独自ブランドで提供しているため、光コラボ提供エリア判定の結果はNTT東日本の一次判定と100%連動しています。NTT東日本で設備が未提供であれば、どのコラボ事業者に申し込んでも物理的に回線を開通させることはできません。
また、広域の引越しや企業オフィスの移転において深刻な混乱を招くのが、「NTT東日本と西日本の境界線詳細」です。NTTグループの東西分割は、行政区分(都道府県境界)に基づき厳格に線引きされています。
新潟県・長野県・山梨県・神奈川県以東の1都1道15県がNTT東日本の管轄であり、静岡県・富山県・岐阜県・愛知県以西の30府県がNTT西日本の管轄となります。ここで注意すべきは、電力会社の管轄エリアとのズレです。例えば静岡県は、富士川を境に東京電力と中部電力で周波数(50Hz/60Hz)が分かれていますが、NTTの管轄としては「県全域がNTT西日本」です。また、長野県(中部電力エリア)や新潟県(東北電力エリア)は「全域がNTT東日本」に属します。
東西の境界を越えて移転する場合、同じ「フレッツ光」という名称であっても運営法人が異なるため、契約の単純移転(移転手続き)は行えず、「旧住所での解約」と「新住所での新規契約」を余儀なくされます。ひかり電話の電話番号ポータビリティ(LNP)も、東西を跨ぐ移転では収容局が変わるため原則として番号を維持できません。エリア検索を行う際は、対象の住所が東西どちらの公式ポータルに属しているかを最初に確認しなければ、無駄な照会作業を繰り返すことになります。