部屋の黒い羽アリはシロアリ?胴体のくびれで見抜く判別と正しい対処法
部屋の黒い羽アリはシロアリ?胴体のくびれで見抜く判別と正しい対処法の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
目の前を這い回る虫が「住宅を食い荒らすシロアリ」なのか、それとも「不快害虫のクロアリ」なのか。虫眼鏡やスマートフォンの拡大カメラを使えば、専門知識がなくとも明確に判別できる決定的な違いが3つの身体的特徴に現れる。
最もわかりやすい識別ポイントが「胴体のくびれ」だ。クロアリは頭部・胸部・腹部の境界がくっきりと分かれており、胸と腹の間が蜂のように細くくびれている。一方、ヤマトシロアリは分類学上ゴキブリ目に属するため、胸部から腹部にかけて寸胴(ずんどう)の円筒形をしており、くびれが一切ない。
2つ目は「羽の長さと形状」である。シロアリの羽は4枚(前羽2枚・後羽2枚)がすべて同じ形・同じ大きさをしており、胴体の2倍以上の長さがある。また、シロアリの羽は非常に取れやすく、着地した瞬間にポロポロと脱落して羽だけが床に散らばる現象が頻発する。対照的にクロアリの羽は前羽が大きく後羽が小さく、簡単には脱落しない構造になっている。
3つ目は「触角の形」だ。クロアリの触角は途中で直角に近い角度に折れ曲がる「くの字型(肘状)」をしている。これに対し、ヤマトシロアリの触角は小さな球が一直線に連なった「数珠(じゅず)状」であり、折れ曲がりがない。