浅葱色とはどんな色?新選組の羽織の理由や水色との違いを徹底解説
浅葱色とはどんな色?新選組の羽織の理由や水色との違いを徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
日本の伝統色である浅葱色の正しい読み方は「あさぎいろ」です。時折「あさねぎいろ」や「あさつきいろ」と誤読されるケースが見られますが、色彩名としては「あさぎ」と読みます。
語源となった浅葱色の由来は、食用としても親しまれているネギの古名「浅葱(あさつき)」の若芽の色にあります。藍染めの工程において、ごく薄い染液に浸して染め上げた青色が、青ネギの若葉のような黄みがかったみずみずしい緑青(ろくしょう)色を想起させたことから名付けられました。平安時代初期の格式『延喜式』にもすでにその名が見られ、貴族から庶民に至るまで長い歴史の中で愛されてきた色調です。
現代のデジタルデザインや印刷現場において浅葱色を再現する場合、日本産業規格(JIS慣用色名)で定められた数値が基準となります。WEB制作やグラフィックデザインで使用される代表的なカラーコード・見本HEXなどの規格値は以下の通りです。
- HEXコード(見本):#00A3AF(緑みを帯びた鮮やかな青)
- RGB値:R:0 / G:163 / B:175
- CMYK値(印刷用):C:85% / M:20% / Y:35% / K:0%
- マンセル値:2.5B 5.5/8
- 英語表記:pale greenish blue、light blue-green(または学術的に Asagi-iro)
画面上で見る浅葱色は、原色のシアンよりもやや深みがあり、ターコイズブルーよりも落ち着いた和の風合いを漂わせています。冷たすぎず、ほのかに植物の温もりを感じさせる点が、古来より日本人の感性に馴染んできた大きな要因です。