アルミ缶の値段は1Kgいくら?2026年最新相場と高価買取の裏側
アルミ缶の値段は1Kgいくら?2026年最新相場と高価買取の裏側について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をお届けします。
ネット上の掲示板や知恵袋などで長年議論が分かれているのが、「アルミ缶は潰して持ち込むべきか、潰さないまま持ち込むべきか」という問題です。この疑問には、明確な業界基準と現場の都合が存在します。
結論から述べると、「スクラップ業者へ持ち込む場合は適度に潰して容積を減らすのが望ましいが、ペチャンコにしすぎたり異物を閉じ込めたりするのは厳禁」です。スクラップヤード側としては、トラックで大量に運ばれてくる空き缶をプレス機で圧縮成型(UBCプレス化)するため、持ち込み段階である程度潰れていても作業上の問題はありません。むしろ自家用車で持ち込む個人にとっても、潰すことで積載効率が3倍から4倍に跳ね上がり、ガソリン代あたりの運搬効率が最大化します。
しかし、ここに重大な落とし穴があります。悪質なケースとして、缶の中にタバコの吸い殻、小石、泥水、砂などを詰め込んでペチャンコに潰し、意図的に重量を増やそうとする持ち込み者が後を絶ちません。ヤードの検収員はこうした不正に極めて敏感です。現場の計量担当者は「目視で内部が確認できないほど平らに潰された缶の山や、異物混入が疑われるロットは、容赦なく検収拒否(荷下ろし不可)にするか大幅なダスト引きを行う」と証言しています。
一方、スーパー店頭に設置されている自動回収機を利用する場合は、缶の形状を光学センサーやカメラで認識するため、「潰してしまうと機械が受け付けずエラーになる」仕様が一般的です。持ち込み先が「スクラップ専門ヤード」なのか「商業施設の回収機」なのかによって、正解が180度異なる点を正しく理解しておく必要があります。