俯瞰顔が劇的に上手くなる描き方!違和感を消すアタリと黄金比率
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立体感のある俯瞰を描くためには、表面のパーツを描き始める前の「下地」、すなわちアタリの構築プロセスの刷新が欠かせません。多くのアニメーション制作スタジオや専門校で指導されるAndrew Loomis(アンドリュー・ルーミス)の頭部構築法をベースにした、頭部の球体アタリと立体把握の具体的な手順を整理します。
まず最初に行うべきは、完全な球を描いた後、その「側頭部を平らに切り落とす」工程です。人間の頭蓋骨は完全な真球ではなく、左右の側頭部が平坦に近い形状をしています。このスライス面(円形または楕円形)を意識せずに球の表面へ十字線を引いてしまうと、顔の側面と正面の境界(テンプルライン)が消失し、側面の奥行きが描けなくなります。
俯瞰顔のアタリの取り方詳細まとめとして、以下の4工程を厳格に守ることが立体把握の最短ルートです。
- 球体を描きアイレベルを設定する:画面内の水平線(カメラの高さ)を意識し、視点が頭部より上にあることを確認した上で、下向きに湾曲する円弧(お椀を伏せたようなカーブ)をアタリの中央に引きます。
- 側頭部を楕円でカットする:頭部の両サイドをスライスし、耳の付け根となる楕円を配置します。俯瞰ではこの楕円が斜め上方に傾きます。
- 顔の正面パネル(T字ゾーン)を垂直に下ろす:額から鼻先、顎先へと伸びる中心線を球の丸みに沿ってカーブさせながら下ろします。このとき、顎先は球体の下端よりも内側(奥)へ引っ込む形になります。
- マスク(仮面)としての肉付け:頭蓋骨の球体に、顎と頬骨で構成される「マスク」を斜め下向きに取り付ける意識でブロックを組み立てます。