ちくわの磯辺揚げが冷めてもサクサク!黄金比と絶品裏技を徹底解説

ちくわの磯辺揚げが冷めてもサクサク!黄金比と絶品裏技を徹底解説に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

揚げたては完璧な状態だったちくわの磯辺揚げが、なぜ数時間後のお弁当箱の中でしんなりとしてしまうのか。その主因は、ちくわ自体が持つ水分量の多さと、小麦粉に含まれるグルテンの保水性にあります。

ちくわなどの魚肉練り製品は、約70%前後が水分で構成されています。高温の油で揚げると、表面の衣が固まる一方で、内部の水分が熱せられて水蒸気へと変化します。揚げ上がった直後から、ちくわ中心部に残った水分が外側の衣へとじわじわと移動(水分移行現象)を始めます。衣に薄力粉だけを使っていると、網目状に形成されたグルテンがその蒸気を吸い込み、スポンジのように水分と余分な油を抱え込んでしまうのです。

また、お弁当箱という密閉空間では、ちくわから抜けた温かい蒸気がフタの裏に結露し、それが再び衣へと落下する「二重の加湿」が起こります。時間が経っても食感を損なわないためには、「グルテンの形成を最小限に抑える衣の配合」と「内部からの水蒸気放出をコントロールする下処理」が不可欠な条件となります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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