足がつるのは脳梗塞の前兆?ただのこむら返りと見分ける危険信号
足がつるのは脳梗塞の前兆?ただのこむら返りと見分ける危険信号に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。
足の異常を感じた際、それが筋肉や末梢神経の問題なのか、中枢神経(脳)の緊急事態なのかを瞬時に判定する世界基準が「FAST(ファスト)の法則」です。脳卒中が疑われる際、米国心臓協会(AHA)や日本脳卒中学会が推奨するこのチェック項目を頭に叩き込んでおく必要があります。
【脳梗塞を疑うFASTチェック】
・F(Face:顔):笑顔を作ったとき、片側の口角が下がり顔の半分が歪む。
・A(Arm:腕・手足):両腕を前に突き出して目を閉じたとき、片方の腕が自然と下がってくる。足の場合、片足だけ力が入らずスリッパが脱げる、歩行が傾く。
・S(Speech:言葉):簡単な文章がうまく言えない、ろれつが回らない、相手の言葉が理解できない。
・T(Time:時間):これら1つでも症状があれば発症時刻を確認し、迷わず即座に119番通報(救急車要請)を行う。
症状別の受診科目の選び方としては、以下が明確な指標となります。
1. 脳神経外科・救急要請(緊急度:最高)
足の脱力に加え、手や顔の麻痺、ろれつ障害、激しい頭痛、視野の異常が同時に起きた場合。また、一時的でも片側の手足が動かなくなった場合は、症状が消えていても即日、脳神経外科を受診してください。
2. 循環器内科・心臓血管外科(緊急度:中〜高)
歩くとふくらはぎが痛んで歩けなくなり、休むと治まる症状が続く場合。足の甲の脈が触れにくい、片足だけ冷たいといった症状は閉塞性動脈硬化症が強く疑われます。
3. 整形外科・一般内科(緊急度:低〜中)
腰痛を伴う足のしびれ、あるいは連日夜間に激痛を伴うこむら返りだけが起きる場合。電解質バランスの乱れ(マグネシウム・カリウム不足)や腰椎の圧迫、糖尿病性神経障害などの検査を行います。