国選弁護人は本当に無料?自己負担になる落とし穴と費用の真実
国選弁護人は本当に無料?自己負担になる落とし穴と費用の真実について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。
国選弁護人は費用面で優れた制度ですが、利用にあたってはいくつかの制約を受け入れなければなりません。最大のデメリットは、「被疑者や家族が弁護士を指名・選択できない」という点です。割り当てられた弁護士と相性が合わなかったり、刑事事件の経験が浅い弁護士が担当になったりしても、原則として解任や変更は認められません。
以下のような状況に当てはまる場合は、無理をしてでも私選弁護人の起用を検討する価値があります。
・早期の示談成立で不起訴(前科なし)を目指したい場合:勾留期限(最長20日)までに迅速な示談交渉が必要な事案。
・無実を主張する否認事件:綿密な証拠収集や取り調べへの徹底した対抗策が不可欠な事案。
・逮捕直後の初動対応:勾留決定を待たず、逮捕直後から釈放に向けて動いてほしい事案。
・会社や学校への発覚を防ぎたい場合:迅速な身柄解放活動が社会生活の継続を左右する事案。
経済的負担と事件の緊急度・重大性を天秤にかけ、国選と私選のどちらを選択すべきか見極める視点が欠かせません。