3点透視図法で絵が歪む原因とは?アオリ・俯瞰を極めるプロの構図術

3点透視図法で絵が歪む原因とは?アオリ・俯瞰を極めるプロの構図術の詳細について、専門知識を詳しくお届けします。

Q1:消失点が作業机やモニターの画面外に飛び出してしまい、定規の線が引けません。どうすればいいですか?
A1:アナログ作画の場合は、作画用紙の周囲に大きなベニヤ板やカッティングマットを敷き、マスキングテープで机上に消失点のピンを立てて長い定規や糸を使って直線を引きます。クリスタなどのデジタル環境であれば、キャンバスの表示倍率を10%〜20%まで縮小し、画面外のグレーの作業領域に消失点を配置することで快適に作図できます。

Q2:アオリ構図を描くとき、キャラクターの顔や体が崩れてしまいます。背景パースに合わせるコツはありますか?
A2:キャラクターを「円柱」または「直方体の箱」に閉じ込めて捉えるのが解決の近道です。足元から頭頂部へ向かう中心軸を、背景の第3消失点(天頂)へと収束するパースラインと一致させます。アオリの場合は下あごの下側、鼻の下、胸の下面、腰の下面といった「各パーツの底面」が見えてくる幾何学的なルールを意識してアタリを取りましょう。

Q3:パースの練習をするとき、最も効果的なモチーフは何ですか?
A3:まずは「テトラポット」「ティッシュ箱の積み重ね」「階段」の3つをおすすめします。特に階段は、水平・垂直・傾斜という複数の角度要素を含んでおり、3点透視における奥行きの圧縮率やステップの均等分割を体感的に鍛える最高の実践トレーニングになります。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest