整理収納アドバイザーは意味ない?仕事がない真相と稼げない実態を検証

整理収納アドバイザーは意味ない?仕事がない真相と稼げない実態を検証の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

資格の価値を測るうえで避けて通れないのが、投資コストと得られるリターンのバランスです。受講者の間で「受講料が高すぎる」「費用に見合わない」と不満が漏れる大きな要因は、級ごとに設定された費用と権限のギャップにあります。

整理収納アドバイザーの資格体系は主に「2級」「準1級」「1級」に分かれており、それぞれ目的が大きく異なります。

【整理収納アドバイザー2級】は、基本的に「自分自身の家庭や身の回りを片付けるための基礎知識」を学ぶ位置づけです。1日の講座受講でほぼ100%取得可能ですが、プロとして顧客から金銭を受け取って整理収納アドバイスを行う活動は協会規約で認められていません。履歴書に記載することは可能ですが、一般的な企業の採用面接では「片付けが得意な趣味の検定」と受け止められるケースが大半です。

プロとして看板を掲げて活動するためには、【整理収納アドバイザー1級】の取得が必須条件となります。しかし、2級から1級までの道のりには重層的なハードルが立ちはだかります。まず「準1級」の講座を受講して受講資格を得たうえで、1級の一次試験(マークシート筆記試験・CBT方式)、さらに二次試験(自身の実践事例をまとめたプレゼンテーション審査・面接審査)を突破しなければなりません。

気になる独学の可否についてですが、市販のテキストを読んだだけの完全独学での受験は制度上不可能です。必ず協会が指定する正規の認定講座(対面・オンライン)またはユーキャン等の提携通信講座を受講・修了する義務があります。このステップアップ型の受講システムが、「次々とお金を吸い上げられる資格ビジネスの罠」と批判される一因となっています。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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