IphoneタイプCはいつから?廃止の真相と対応機種一覧【2026】

IphoneタイプCはいつから?廃止の真相と対応機種一覧【2026】についての最新情報をご紹介します。

Appleが長年莫大なライセンス収入(MFiプログラム:Made for iPhone)をもたらしてきた独自規格を手放した背景には、欧州市場を揺るがした強力な政治的圧力が存在します。iPhoneのLightning廃止理由の核心は、欧州連合(EU)の欧州議会が2022年10月に採択した「共通充電器指令(Directive 2022/2380)」に他なりません。

このEU規制では、2024年12月28日以降にEU加盟国内で販売されるすべてのスマートフォン、タブレット、デジタルカメラなどの小型電子機器に対し、充電端子としてUSB Type-Cの搭載を義務付けることが法制化されました。電子機器の廃棄物(e-waste)を年間約1万1,000トン削減し、消費者が充電器の買い増しによって生じる年間約2億5,000万ユーロの無駄な支出を抑制することが目的です。USB-C移行のEU規制を巡る背景には、Apple 1社を標的にしたとも言える国際的な法規制の包囲網がありました。

2022年秋、米The Wall Street Journal主催のカンファレンスに登壇したAppleのワールドワイドマーケティング担当上級副社長グレッグ・ジョズウィアック氏は、EU規制への対応を問われ「規制に従わざるを得ない(Obviously, we’ll have to comply)」と率直に認めています。表向きは「エコシステムの調和と環境負荷の低減」を掲げつつも、欧州という巨大市場から撤退することは不可能なため、EUの施行期限に先駆けて2023年のiPhone 15からグローバル規模で一斉移行に踏み切ったのが紛れもない実情です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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