本との出会いを変える図書館の極意!開架と閉架の決定的な違い
本との出会いを変える図書館の極意!開架と閉架の決定的な違いの要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
図書館や大型書店を訪れた際、目の前にずらりと並ぶ本棚から自由に資料を選べる空間を「開架」と呼ぶ。これに対し、安全上の管理や保存上の理由からスタッフしか立ち入れない書庫を「閉架」と呼び、利用者は請求記号を伝えて出納してもらう仕組みになっている。一見すると単に出入りできるか否かの差に思えるが、この二つの運用法には明確な役割分担が存在する。
歴史的に見れば、貴重な書籍を保護するための閉架式書庫が主流だった時代は長い。しかし、情報アクセス権の保証や市民の学習権向上を理念に掲げる日本図書館協会などの主導により、誰もが直接手にとれる開架式書庫への転換が急速に進んだ。その最大のメリットは、目当ての本を探す過程で隣接する別の本に視界が広がり、予期せぬ発見が得られる自由閲覧の楽しさにある。