『虚構推理』城平京の神髄に迫る!名作の魅力と裏設定を解き明かす
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そして、城平京の真骨頂として世界的な評価を決定づけたのが、片瀬茶柴を作画に迎えた『虚構推理』だ。「怪異」たちの知恵の神となった少女・岩永琴子が、怪異たちの引き起こすトラブルや事件に対し、「真実」ではなく「人々を納得させる嘘のロジック」を構築して解決へ導くという前代未聞のコンセプトが話題を呼んだ。
本格ミステリの文脈を巧みに踏襲しつつも、従来の「犯人を暴いて解決」というお約束を鮮やかに覆す。片瀬茶柴が描く魅力的なキャラクターと、城平京の鋭利な台詞回しが融合することで、いわゆる「怪異ミステリー」というジャンルにまったく新しい風を吹き込んだ。虚構によって真実を覆い隠すという逆説的なカタルシスは、ミステリ界に対する挑戦状とも言える。