四六時中の意味と驚きの語源!なぜ二六時中から4×6に変わったのか
四六時中の意味と驚きの語源!なぜ二六時中から4×6に変わったのかに関する最新の話題を詳しく解説いたします。
「四六時中(しろくじちゅう)」とは、「一日中」「いつも」「朝から晩まで絶え間なく」を意味する慣用句です。「四六時中の意味」を紐解く最大の鍵は、数字の掛け算に隠された江戸町人文化特有の機知(エスプリ)にあります。
一日が24時間で構成されていることは誰もが知る事実ですが、昔の日本人はこれを「4×6=24」という掛け算に見立てました。つまり「4×6の時間がずっと続いている」という発想から、「四六時」という名詞が生まれ、そこに時間を表す「中」を添えて「四六時中」という副詞的表現が成立したのです。なぜ4×6なのかという理由は、まさに1日の総時間数である「24」を言葉遊びで言い換えた算術的レトリックに他なりません。
日本には古くから、数字を掛け合わせて別の意味を含ませるしゃれ言葉が数多く存在しました。例えば、蕎麦の代金が16文だったことから「二八(にはち)蕎麦」と呼んだり、18歳前後の美しい年頃を「二九(にく)の青春」と称したりする文化です。「四六時中」もそうした洒脱な言葉遊びの系譜を受け継ぎ、明治期以降の庶民の日常語として急速に浸透していきました。