ブラジル国旗の意味を徹底解明!星の数や緑と黄色の驚くべき真相
今注目を集めている ブラジル国旗の意味を徹底解明!星の数や緑と黄色の驚くべき真相について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
青い星空を斜めに横切る白い帯には、緑色の文字で「ORDEM E PROGRESSO」という文言が刻まれています。このブラジル国旗 文字 ポルトガル語の日本語訳が、有名な「秩序と進歩」です。この言葉の秩序と進歩 意味を理解するには、19世紀末のブラジル知識層や軍部に絶大な影響を与えていた思想潮流を避けて通ることはできません。
このスローガンの生みの親は、国旗の再設計を手掛けたブラジル実証主義教会の主導者ライムンド・テイシェイラ・メンデスです。彼はフランスの社会学者・哲学者であるオーギュスト・コントが提唱した「実証主義(Positivisme)」の熱心な信奉者でした。コントが残した有名なモットーは、以下の三位一体の命題でした。
「愛を原理とし、秩序を基礎とし、進歩を目的とする」
(L'amour pour principe et l'ordre pour base; le progrès pour but)
しかし、国旗の設計陣はこの命題からあえて「愛(Amour)」の文字を削ぎ落とし、「秩序」と「進歩」の二文字のみを抽出して帯に刻みました。その背景には、軍事政変によって樹立されたばかりの脆弱な新政府において、国内の反乱や混乱を力強く鎮圧する強固な法秩序の維持こそが、科学技術と産業による近代化(進歩)を果たすための絶対条件であるという、極めてプラグマティックな国家建設の意思が働いていました。