カマキリの卵が室内で大発生?孵化時期と数百匹を防ぐ対策・育て方

カマキリの卵が室内で大発生?孵化時期と数百匹を防ぐ対策・育て方とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:冬場に室内で見つけた卵嚢は、いつどのように外へ戻せばいいですか?
A1:見つけたら可能な限り早急に、暖房の影響を受けない屋外へ移動させてください。直射日光や強い雨風が直接当たらないベランダの軒下、あるいは庭木の枝に、元の向き(丸みを帯びた面が上、付着面が下)のまま紐や針金でしっかりと結びつけます。すでに室内で加温されて数週間が経過している場合は、急激な真冬の外気で凍結死する恐れがあるため、暖房のない無加温の廊下やガレージなどで春まで管理してください。

Q2:卵嚢から生まれた幼虫がまったく餌を食べてくれません。
A2:孵化後24〜36時間程度は、お腹に残っている卵黄の栄養(ヨーク)があるため餌を食べないのが正常です。2日目以降になっても食べない場合、与えている餌のサイズが大きすぎる(カマキリの頭部より大きい昆虫は捕食できません)、あるいは室温が低すぎて活動性が落ちていることが考えられます。体長1〜2mm程度のアブラムシを目の前に落とすか、室温を22〜25度前後に保って様子を見てください。

Q3:卵嚢に穴が空いていて小さな黒い虫が出てきました。これは何ですか?
A3:寄生蜂(オナガアシブトコバチなど)またはカマキリタマゴカツオブシムシが羽化した可能性が極めて高いです。すでに内部の卵が食害されているため、その卵嚢からカマキリが正常に孵化する見込みはほとんどありません。二次被害を防ぐためにも、ケースの蓋を開けずに速やかに密閉して処分するか、自然の摂理として天敵の観察に切り替えるかの判断が必要です。

Q4:共食いを完全に防ぐ多頭飼育の方法はありませんか?
A4:結論から言えば、同じ容器内での完全な共食い防止は不可能です。枝や落ち葉を大量に入れて足場を増やし、常に飽食状態になるほど大量の餌昆虫を投入し続ければ発生率は下がりますが、脱皮直後の無防備な個体は格好の標的となります。複数頭の成虫まで無傷で育て上げたいのであれば、2齢幼虫以降の個別カップ飼育が唯一確実な手段です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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