プロが教える手縫い裾上げ!表に糸が出ない完全版まつり縫い術
プロが教える手縫い裾上げ!表に糸が出ない完全版まつり縫い術の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
裾上げはアイテムの形状や生地の厚みによってアプローチを変える必要があります。それぞれの特性に合わせた攻略法を整理しました。
■ フレアスカート・タイトスカートの手縫いコツ:
フレアスカートのように裾に向かって広がっているデザインは、裾を折り返すと内側の周囲長が足りず、生地が余って波打ってしまいます。この場合は折り返し幅を2cm〜2.5cmと狭めにし、余分なもたつきをアイロンのいせ込み(蒸気を当てて生地を縮める)で馴染ませてから流しまつり縫いを行います。薄手のシフォンやサテン生地の場合は、極細の針と専用の薄地用絹糸を使用すると針穴が目立ちません。
■ ジーンズ・デニムの手縫い(ミシンなし):
ジーンズは生地が極めて硬く厚いため、まつり縫いではなく「本返し縫い」を用います。表にステッチを見せるカジュアル仕様になるため、デニム用の太番手の糸(30番)と厚地用の縫い針を用意しましょう。裾を三つ折りにしてアイロンで固く押さえ、指ぬきを使って針を押し込みながら均等なピッチで縫い進めます。また、元々のダメージ加工された裾先を残したまま丈を詰める「挟み込み(アタリ残し)手縫い」という裏技も人気です。