車で見かける蝶マークとは?聴覚障害マークの意味と表示義務・入手方法
車で見かける蝶マークとは?聴覚障害マークの意味と表示義務・入手方法に関する質問を丁寧にまとめました。専門的な情報をご覧ください。
車の前後に貼られる緑地に黄色の蝶を模したマークは、正式名称を「聴覚障害者標識」と呼びます。このマークは単なる任意のアピールではなく、条件を満たすドライバーに対して道路交通法による明確な表示義務が課されています。
運転免許条件に聴覚障害があり、特定後写鏡(ワイドミラーやバックモニター等)を装着することを条件に普通免許を交付されたドライバーは、普通自動車を運転する際に車両の前後定められた位置(地上0.4m以上1.2m以下)に標識を表示しなければなりません。非表示のまま運転した場合は「初心運転者標識等表示義務違反」となり、反則金や行政処分の対象となります。
さらに重要なのが、周囲を走る一般ドライバーへの規制です。聴覚障害者標識を掲示している車両に対して、危険防止のためやむを得ない場合を除き、無理な「割り込み」や「幅寄せ」を行う行為は法律で厳しく禁止されています。違反した場合には道路交通法罰則(初心運転者等保護義務違反)が適用され、反則金(普通車で6,000円)と違反点数1点が科されます。