海底トンネルの作り方を徹底解剖!水が入らない仕組みと日本の土木技術

海底トンネルの作り方を徹底解剖!水が入らない仕組みと日本の土木技術の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

海の下に交通路を開通させる際、地質条件や水深、航路の有無に応じてまったく異なるアプローチが採られます。海底トンネルの仕組みを大別すると、海底の地中深くをくり抜いていく方式と、海中に構造物を直接設置していく方式の2つに分かれます。

現在、世界の海洋土木で主流となっている工法は主に以下の3種類です。

1つ目は、円筒形の巨大掘削機で海底地盤を掘り進めるシールド工法です。軟弱なシルト層から硬質地盤まで対応でき、水深が深く海上の船舶航行を妨げたくないルートで絶大な威力を発揮します。

2つ目は、陸上のドックであらかじめ製作した巨大なコンクリート製の箱を海底に沈めて繋ぎ合わせる沈埋(ちんまい)工法です。比較的浅い港湾部や河口部での施工に適しており、工期の短縮や大断面トンネルの構築に向いています。

3つ目は、強固な岩盤をダイナマイトなどで破砕しながら進む山岳工法(NATM工法など)です。長大な距離と複雑な地層を突破した青函トンネルの本坑掘削など、硬い地盤が連続する長距離海底トンネルで採用されてきました。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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