オートチューンとは?ケロケロ声の仕組みやメロダインとの違いを徹底解剖

オートチューンとは?ケロケロ声の仕組みやメロダインとの違いを徹底解剖に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

オートチューンの普及に伴い、常に付きまとってきたのが「オートチューンはずるい」「歌唱力のない歌手の下手隠しだ」という批判です。2009年には大物ラッパーのジェイ・Zが『D.O.A. (Death of Auto-Tune)』をリリースし、安易なエフェクト頼みを痛烈に批判した出来事は音楽史に刻まれています。

しかし、実際のレコーディング現場を知るエンジニアの間では、「オートチューンがあっても元の上手さは不可欠」というのが共通認識です。リズム感や声の倍音成分、滑舌、感情のニュアンスまでは補正できないため、元のピッチがあまりに破綻していると、補正時に不自然なデジタルノイズや意図しない音への誤作動が発生してしまいます。

さらに現在では、DSP(専用プロセッサー)を搭載したオーディオインターフェースの進化により、ライブ現場でのリアルタイムピッチ補正が当たり前に行われています。ギタリストが足元のコンパクトエフェクターを踏んで歪み(ディストーション)を加えるのと同じ感覚で、ボーカリストがステージ上で声のトーンを変化させるための「積極的な音響装置」として認知されています。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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