なぜ細編みの立ち上がりは斜めになる?目数が合わない盲点とプロの裏ワザ
なぜ細編みの立ち上がりは斜めになる?目数が合わない盲点とプロの裏ワザとは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:細編みで立ち上がりの鎖編みを2目編むのは間違いですか?
A1:原則として細編みの立ち上がりは「鎖編み1目」です。鎖を2目編んでしまうと高さが出すぎてしまい、編み地の端に大きな穴があいたり、側面に余分な膨らみが生じて波打つ原因になります。長編み(鎖3目)や中長編み(鎖2目)と混同しないよう注意が必要です。
Q2:円編みで段を重ねると、つなぎ目がどんどん斜めになってしまいます。まっすぐ直す方法はありますか?
A2:完全に垂直にすることは編み目の構造上難しいですが、毎段「編み地を表・裏とひっくり返して編む(往復編みの円編み)」を取り入れることで、右傾化トルクが相殺され、つなぎ目が一直線に中央を走るようになります。また、引き抜き編みを限界まで小さく引き締め、立ち上がり鎖をタイトに編むだけでも傾斜角を大幅に緩和できます。
Q3:段の最後の細編みを編んだ後、引き抜く場所がどうしても分かりません。
A3:引き抜く相手は「その段で最初に編んだ細編みの頭(鎖の形をした2本)」です。立ち上がりの鎖編みではありません。見分けるのが難しい場合は、段の最初に細編みを1目編んだ直後、かぎ針にかかっているループの下にあるV字の目にクリップや段数マーカーを付けておくと、段の終わりに迷わず針を入れられます。