インフルエンザに効く市販薬はある?危険な解熱剤の罠と正しい選び方
インフルエンザに効く市販薬はある?危険な解熱剤の罠と正しい選び方に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
Q1:熱を下げてしまうとウイルスの退治が遅れると聞きましたが、市販薬は飲まない方がいいですか?
A1:発熱は生体防御反応のひとつであるため、微熱程度で全身状態が良いなら無理に下げる必要はありません。しかし、38.5度を超えるような高熱によって頭痛で眠れない、水分が摂れない、著しく体力を消耗している状態は免疫力をかえって低下させます。そうした苦痛を取り除き、水分補給と睡眠を確保する目的でアセトアミノフェンを適時使用することは医学的にも理にかなった賢明な対処法です。
Q2:家に常備してあるロキソニンしかありません。半分に割って飲めば安全ですか?
A2:絶対にやめてください。量を減らしたとしてもロキソプロフェン自体の薬理作用や血管・腎臓への負担、潜在的な重症化リスクを排除することはできません。インフルエンザの可能性がある場合は、手持ちのロキソニンやイブプロフェンには手をつけず、近隣のドラッグストアでアセトアミノフェン単剤(タイレノールA等)を買い求めるか、物理的な保冷剤によるクーリングで対応してください。
Q3:検査でインフルエンザと確定診断が出る前でも市販薬は服用できますか?
A3:アセトアミノフェン単剤であれば、インフルエンザであっても通常の風邪であっても安全に服用可能です。病院の抗原検査は発熱後12時間以上経過しないと正確な判定(偽陰性の防止)が難しいため、受診までの待機時間につらい熱や関節痛を抑える目的でアセトアミノフェンを服用することは医療現場でも一般的に推奨されています。
Q4:市販の総合風邪薬を飲む場合、どこをチェックすればいいですか?
A4:箱の裏に書かれた「成分・分量」の欄を必ず確認してください。「アセトアミノフェン」のみが解熱鎮痛成分として記載されている製品を選び、「イブプロフェン」「エテンザミド」「アスピリン」「ロキソプロフェン」が含まれているものは避けてください。迷った場合は、店頭の薬剤師または登録販売者に「インフルエンザの疑いがあるが安全に飲める薬」と直接相談するのが最も確実です。