食欲を抑える漢方おすすめ比較!食べ過ぎの根本原因と効果的な選び方
食欲を抑える漢方おすすめ比較!食べ過ぎの根本原因と効果的な選び方に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。
漢方薬で効果を実感するためには、自身の体質(証:しょう)に合致したものを選ぶ必要があります。合わない処方を飲み続けると、期待した効果が得られないばかりか体調を崩す原因にもなります。ここでは代表的な4つの処方を取り上げます。
1. 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):お腹周りの脂肪と旺盛な食欲に
体力があり、がっしりした体型で、お腹周りに皮下脂肪が多く便秘がちなタイプに適しています。18種類の生薬が配合されており、胃の熱を取り除いて過剰な食欲を落ち着かせると同時に、便通を促して脂肪の分解・燃焼を助けます。「ついつい大盛りを頼んでしまう」「脂っこい肉料理や揚げ物が大好き」という方の体質改善に最適です。
2. 大柴胡湯(だいさいことう):ストレスによるドカ食い・脂質代謝の改善に
仕事や人間関係のプレッシャーから、夜間にドカ食いしてしまう「ストレス過食」に最も高い効果を発揮します。比較的体力があり、みぞおちから肋骨下部にかけて張るような苦しさがある人に適しています。肝の働きを整えて自律神経の緊張をほぐし、イライラからくる食欲を抑えつつ、脂質代謝を活性化させてコレステロールや内臓脂肪を減らすサポートをします。
3. 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):不安感やイライラ食い・喉のつかえに
気分が落ち込んだり情緒不安定になったりした際に、口寂しさからお菓子などを食べ続けてしまうタイプに向いています。喉や胸に何かが詰まったような違和感(梅核気)を覚える人に頻用され、滞った気を巡らせて精神的な緊張を和らげることで、衝動的な過食を未然に防ぎます。
4. 防己黄耆湯(ぼういおうぎとう):むくみ・水太り・疲れやすさに
色白で筋肉が柔らかく、汗をかきやすい「水太り」タイプに用いられます。食欲自体が極端に旺盛でなくても、水分代謝が悪いために身体が重だるく、むくんで太って見える方に適しています。胃腸の働きを高めて余分な水分を尿として排出し、代謝の良い引き締まった体づくりを後押しします。