腰の痛みの黒幕?上後腸骨棘(Psis)の正体と骨盤の歪み改善法
腰の痛みの黒幕?上後腸骨棘(Psis)の正体と骨盤の歪み改善法に関する疑問を詳しくまとめました。詳細な解説をご覧ください。
上後腸骨棘は、専門家でなくても自分の手で簡単に触診して位置を特定できます。腰に手を当てて親指を背中側に回し、骨盤の縁を上から下へとなぞっていくと、お尻の割れ目の少し上、背骨から指2〜3本分外側に硬い骨の突起が触れます。これが上後腸骨棘の触診位置です。
体型によっては、このPSISの真上に皮膚の小さなくぼみが現れることがあり、これは審美的に「ビーナスのえくぼ(腰のエクボ)」とも呼ばれています。海外では健康美の象徴とされることも多いこのくぼみですが、解剖学的には骨と皮膚をつなぐ結合組織によって形成されるPSISの直上ポイントです。
また、左右の腸骨稜(腰骨の一番高いところ)を結ぶ水平ラインをヤコビー線(Jacoby's line)と呼び、第4腰椎から第5腰椎の高さを示す骨盤ランドマークとして麻酔科や整形外科で広く用いられます。上後腸骨棘はこのヤコビー線よりもわずかに下に位置しており、腰椎と仙骨の境界線を探るための確かな目印となっています。