ステアリングとは何か?ハンドルとの違いや異音の原因をプロが完全解説

ステアリングとは何か?ハンドルとの違いや異音の原因をプロが完全解説の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

重たい車両を片手でも回せるほど軽くしているのがパワーステアリング(パワステ)です。かつて主流だった「油圧式」と、現在の主流である「電動パワーステアリング(EPS)」では、構造も故障症状も大きく異なります。

油圧式パワステは、エンジンの回転力を利用して油圧ポンプを回し、発生した油圧でステアリングラックのアシストを行います。自然で滑らかな操舵フィールが得られるメリットがある一方、エンジンの動力を常時消費するため燃費に不利であり、配管やポンプからのオイル漏れ(パワステフルード漏れ)やベルト鳴きといった経年劣化トラブルがつきまといます。油圧系が故障すると、オイルが抜けて突然操作が極端に重くなる「重ステ化」が発生します。

一方の電動パワステ(EPS)は、トルクセンサーがドライバーの操舵力を検知し、ECUの指示で電気モーターを駆動してアシストします。エンジン負荷がなく燃費に優れ、レーンキープアシストなどの自動操舵機能とシームレスに統合できる点が最大の特徴です。しかし、EPS特有の故障として「トルクセンサーの経年劣化による左右アシストのバラつき」「モーターのオーバーヒートによる一時的な機能停止」「コネクター接触不良による警告灯点灯」といった電気系統のトラブルが整備現場から報告されています。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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