韓国の平均寿命が日本に肉薄!女性90歳超予測の真相と影の貧困
韓国の平均寿命が日本に肉薄!女性90歳超予測の真相と影の貧困に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
ソウル中心部、鍾路(チョンノ)にあるタプコル公園。平日の昼下がり、厳しい寒風や猛暑の中でも多くの高齢男性たちが集い、無料給食の長い列に並びます。路地裏へ足を踏み入れると、自身の背丈を超えるほど段ボールや廃品を山積みにしたリヤカーを引く70代・80代の高齢者の姿が日常的に見られます。朝から晩まで重労働をこなしても、手に入るのは1日数千ウォン(数百円から千円程度)に過ぎないケースが少なくありません。
取材現場で耳にする高齢者たちの告白は切実です。
「子どもたちの学費と結婚資金のために自分の全財産を注ぎ込み、老後資金など残せなかった。国民年金を受け取ってはいるが、月額20万〜30万ウォン(約2万〜3万円)程度では家賃も払えない。身体が動く限り、死ぬまでリヤカーを引き続けるしかない」
韓国の高齢者貧困率は約40%と、OECD加盟国の平均(約13〜15%)を3倍近く上回る水準で推移しています。これは、国民年金制度の創設が1988年と比較的遅く、現在の高齢世代が満額給付を受けるための保険料納付期間を満たせていない構造的要因によるものです。かつて当たり前であった「子どもが高齢の親を扶養する」という儒教的家族規範が急速に崩壊した一方で、国家による公的セーフティネットの構築が寿命の伸びに追いついていません。
「長生きできるようになったが、長生きすることが恐ろしい」。この現場の悲鳴は、OECD諸国の中で長年ワースト上位を記録し続ける韓国の高齢者自殺率という痛ましい統計データとも重なり合っています。