柳井一族の正体と資産数兆円の家系図|ユニクロ世襲の真相と後継者
柳井一族の正体と資産数兆円の家系図|ユニクロ世襲の真相と後継者の全貌を詳しく解説してご紹介します。
将来のファーストリテイリング後継者として常に経済界の注視を集めてきたのが、正氏の実子である2人の息子です。柳井家における後継者育成は、甘やかされた親族登用とは一線を画す厳格なエリート教育そのものでした。
まず注目すべきは柳井正 息子 学歴の高さと、グローバルビジネスの現場で培われた初期キャリアです。長男の一海氏はスイスの名門私立校ル・ロゼなどを経てボストン大学を卒業。米国金融大手のゴールドマン・サックス証券で投資銀行業務の基礎を叩き込まれました。その後、米国のアパレル企業リンク・セオリー・ホールディングスの経営再建現場などを経験し、2009年にファーストリテイリングへ入社。2012年にグループ執行役員、2018年11月には取締役に就任しました。柳井一海 現在は、主にグループ傘下の海外ブランド統括やグローバル戦略のガバナンスを大所高所から監督するポジションに就いています。
一方、次男の康治氏は慶應義塾大学環境情報学部(SFC)を卒業後、三菱商事に入社。食料本部などでトレードビジネスの実務経験を積んだ後、2012年にファーストリテイリングに入社しました。柳井康治 経歴の特徴は、クリエイティブとマーケティング領域での卓越した手腕です。グローバルマーケティングや広報、サステナビリティ部門を率い、著名建築家らを巻き込んで話題を呼んだ渋谷の公共トイレ刷新プロジェクト「THE TOKYO TOILET」の仕掛け人としても世界的な脚光を浴びました。康治氏も兄と同じく2018年11月に取締役に昇格し、グループのブランド価値向上を牽引しています。
現在のファーストリテイリング取締役一覧を確認すると、社外取締役が過半数を占める高度な指名・報酬委員会体制のもと、創業家出身の取締役は正氏、一海氏、康治氏の3名のみ。2人は現場のオペレーションに細かく口を出すプレイングマネージャーではなく、取締役会メンバーとしてグループ全般の統治を司るポジションに定着しています。