フェノールフタレインの変色域はなぜ赤?仕組みと覚え方を徹底解剖

フェノールフタレインの変色域はなぜ赤?仕組みと覚え方を徹底解剖について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。

実験室で用いられる主要な指示薬は、それぞれ得意とするpH領域が異なります。フェノールフタレイン、メチルオレンジ、ブロモチモールブルー(BTB溶液)の違いを一覧表で比較・整理しました。

指示薬名変色域(pH)酸性側の色変色域の色塩基性側の色主な適用滴定フェノールフタレイン8.0 〜 9.8無色うすい赤色赤色(赤紫色)強酸×強塩基
弱酸×強塩基メチルオレンジ3.1 〜 4.4赤色橙色(オレンジ)黄色強酸×強塩基
強酸×弱塩基メチルレッド4.2 〜 6.2赤色橙色黄色強酸×強塩基
強酸×弱塩基BTB溶液6.0 〜 7.6黄色緑色(中性付近)青色液性の簡易判定
(滴定終点には不向き)

メチルオレンジとの変色域の違いを見れば明らかなように、フェノールフタレインは「アルカリ性側のセンサー」、メチルオレンジは「酸性側のセンサー」としての役割を担っています。BTB溶液は中性付近(pH7.0前後)で鮮やかな緑色を示すため学校教育の液性確認によく使われますが、中和滴定の急峻な色のキレという点では変色域がやや広いため、精密な滴定終点の見極めにはフェノールフタレインやメチルオレンジが重宝されます。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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