天井の岩綿吸音板にアスベスト?ジプトーンとの違いと撤去費用相場
天井の岩綿吸音板にアスベスト?ジプトーンとの違いと撤去費用相場の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。
天井の経年劣化によって発生するカビや雨漏りシミの対策として、ペンキによる塗り替えを検討するケースが多々あります。しかし、岩綿吸音板の塗装には一般的な天井塗装とは異なるシビアな制約が存在します。
最も注意すべきは、通常のローラー塗装で厚塗りすると吸音効果が完全に失われるという点です。岩綿吸音板の吸音メカニズムは、表面の無数の微細な孔(連続気孔)に音が入り込み、繊維の振動によって音のエネルギーを熱に変換することにあります。粘度の高い水性塗料などを厚塗りして表面の孔を塞いでしまうと、単なる硬い板になってしまい、室内の反響音が著しく増大します。
補修や美観再生を行う際は、吸音板専用の微粒子スプレー塗装(エアレス塗装工法)を採用するか、専用のシミ止めシーラーを薄く塗布した上で専用塗料を用いるのが鉄則です。カビが深部まで浸透している場合は、塗装で隠すのではなく、部分的な張り替えを行う方が長期的な衛生管理に適しています。