生理中にお酒を飲むと危険?悪酔いの理由と薬の併用リスクを徹底解剖

生理中にお酒を飲むと危険?悪酔いの理由と薬の併用リスクを徹底解剖についての真相をお届けします。

生理中の飲酒で最も警戒しなければならないのが、頭痛や下腹部痛を抑えるための鎮痛剤(市販薬・処方薬)とお酒の併用問題です。大手製薬メーカーの添付文書や薬剤師の臨床指導においても、薬とお酒の同時摂取は厳禁とされています。

生理痛の緩和によく用いられる「ロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)」や「イブ(イブプロフェン)」などの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、痛みの原因物質をブロックする一方で、胃粘膜を保護する成分の生成も抑えてしまう副作用を持っています。そこに胃壁を直接刺激するアルコールが加わると、胃粘膜への攻撃が二重になり、急性胃炎、胃潰瘍、最悪の場合は胃出血による吐血や下血を引き起こす危険性があります。

また、アセトアミノフェン系(カロナールやバファリンルナiの一部成分など)を服用している場合、アルコールとの相互作用によって肝毒性物質が生成されやすくなり、重篤な肝機能障害を誘発する恐れがあります。「薬を飲んでから何時間あければお酒を飲んでいいのか」という点については、一般的なNSAIDsの血中濃度半減期を考慮しても、最低でも4〜6時間以上の間隔を空ける必要があります。しかし、生理中で体調が不安定な日は「薬を飲んだらその日はアルコールを口にしない」ことを鉄則とすべきです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest