自宅で作る納豆菌の培養方法!市販品や稲わらから抽出するプロの技
自宅で作る納豆菌の培養方法!市販品や稲わらから抽出するプロの技を成功させるための重要なポイントを解説します。
納豆菌は学名を「バチルス・サブチリス・バール・ナットウ(Bacillus subtilis var. natto)」と呼び、土壌や植物に広く生息する枯草菌(こそうきん)の仲間です。最大の特徴は、環境が悪化すると「芽胞(がほう)」と呼ばれる強固な殻を作り、休眠状態に入ることです。この芽胞状態の納豆菌は、100℃の熱湯で数分間煮沸しても死滅しない驚異的な耐熱性を誇ります。
自宅で高純度な菌を抽出できるのは、この圧倒的な生命力があるからです。他の雑菌が死滅する高温環境を利用することで、納豆菌だけを選択的に生き残らせる「熱選別」が可能になります。
納豆菌が活発に増殖するための繁殖条件は極めてシンプルです。活動適温は40℃〜45℃前後、栄養源として大豆の糖質とタンパク質、そして活発な呼吸のための「豊富な酸素」を必要とします。この3要素さえ整えれば、わずか十数時間で爆発的な増殖を促すことができます。