おにぎりはアルミホイルとラップ、実はどっちが正解?プロが暴露

おにぎりはアルミホイルとラップ、実はどっちが正解?プロが暴露についての真相をお届けします。

ネット上の情報で最も多くの人が誤解しているのが、「おにぎりを包むタイミング」です。「乾燥を防ぐために炊きたての熱いうちにラップで密閉すべき」という俗説がありますが、これは食品衛生上きわめて危険な行為と言わざるを得ません。

食中毒を引き起こす黄色ブドウ球菌やセレウス菌などの細菌は、30℃〜40℃前後のぬるま湯のような温度帯で爆発的に増殖します。熱いままラップで密閉すると、内部に閉じ込められた水蒸気が外気温で冷やされ、おにぎりの表面に大量の水滴(水分活性の高い状態)となって付着します。さらに、ラップの断熱効果によって内部の温度が危険地帯にとどまる時間が長引いてしまうのです。

「熱いまま包むと菌を殺菌できるのでは」という誤った思い込みも散見されますが、ご飯の温度が75℃以上を1分以上保てる環境でない限り、密閉による殺菌効果は期待できません。むしろ蒸気がこもることで菌に水分と最適な温度を与えてしまいます。「握ったあとはバットや網の上で完全に湯気を飛ばし、手で触れて人肌以下(約25℃以下)に冷めてから包む」ことが、素材を問わず鉄則となります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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