観測史上最大のM9.5!地球を揺らした巨大地震の真実と教訓

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1960年の超巨大地震は、既存の地震学に根本的な再考を迫った。従来のマグニチュード表示では、一定規模以上の巨大地震になると数値が頭打ちになる「飽和」という現象が発生してしまう。この学術的な課題を打ち破ったのが、世界的な地震学者である金森博雄博士(カリフォルニア工科大学名誉教授)の研究成果である。

金森博士は、断層破壊の面積と滑り量、そして岩石の硬さを掛け合わせた「物理的な仕事量」に基づくモーメントマグニチュード(Mw)を提案・定着させた。この新しい尺度を用いることで、1960年のチリ地震がM9.5という世界最大の規模であったことが科学的に証明されたのである。現代の地震学において、超巨大地震のエネルギーを客観的に評価する標準指標として、この業績は世界中で活用され続けている。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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