水没危機でなぜ?本を守ろうとする猫の話に世界が涙した衝撃の真相
水没危機でなぜ?本を守ろうとする猫の話に世界が涙した衝撃の真相とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
長谷川さんが動転する中、異変にいち早く反応したのが、7年前に店裏で保護された雑種のオス猫「ソラ」(推定8歳)だった。普段はおとなしく、客の膝の上で眠るのが日課だったソラだが、この夜見せた行動は鬼気迫るものだった。
後日確認された店内の防犯カメラには、驚くべき映像が記録されていた。ソラは水が床を覆い始めるやいなや、最下段の棚に収められていた希少な明治期の和本を次々と口にくわえ、上の段へと運び始めたのだ。さらに、水が届きそうな位置にある本棚の前に立ちはだかり、長谷川さんに向かって激しく鳴き声を上げ続けた。
「ソラが必死に棚を指し示すように引っ掻くのを見て、ハッと我に返った」と長谷川さんは話す。二人は力を合わせ、最優先で保護すべき文化財級の貴重書をすべて2階へと引き上げた。作業が完了した直後、勢いを増した濁流が1階の床一面を呑み込んだ。まさに間一髪の救出劇だった。