真鍮と砲金の違いを徹底比較!見分け方や成分・最新買取相場まで解説
真鍮と砲金の違いを徹底比較!見分け方や成分・最新買取相場まで解説の主要なニュースをコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
「見た目や加工のしやすさなら真鍮で十分ではないか」と考えられがちですが、インフラや産業機械の要所において砲金が指定され続けるのには、工学的な必然性があります。
必読記事
最大の理由は「脱亜鉛腐食(だつあえんふしょく)」に対する抵抗力です。真鍮は水や塩分に長期間さらされると、合金中の亜鉛成分だけが溶け出してスカスカのスポンジ状になり、脆くなって漏水や破損を引き起こす欠点(デメリット)があります。一方、砲金は錫の強固な酸化被膜が内部を保護するため、水道メーターのバルブ、消火栓、船舶用プロペラ軸受といった過酷な水回り環境でも数十年にわたり性能を維持できます。
もう一つの決定打が「優れた自己潤滑性と耐摩耗性」です。砲金に含まれる微量の鉛や錫の粒子組織は、摩擦熱による焼き付きを防ぐクッションの役割を果たします。そのため、重機や減速機のブッシュ(すべり軸受)など、高荷重・低速回転が加わる摺動部分には、真鍮ではなく砲金(青銅)が唯一無二の資材として選ばれ続けています。