4つ穴ボタンの付け方完全攻略!クロスと平行の違いや取れにくい裏ワザ解説
4つ穴ボタンの付け方完全攻略!クロスと平行の違いや取れにくい裏ワザ解説に関する最新の話題を詳しく解説いたします。
「せっかくボタンを付け直したのに、数週間でまた糸が緩んで取れてしまった」というトラブルの9割以上は、糸足(いとあし)を作らずに生地へボタンを密着させて縫い付けてしまったことが原因です。
衣服のボタンを留めるとき、ボタンと生地の間には「ボタンホール側の生地の厚み」が挟まります。もしボタンを布地にぴったり張り付くように縫い付けてしまうと、留めた際に生地同士が圧迫し合い、常に糸に強いせん断応力(引っ張られる力)がかかります。その結果、開閉を繰り返すたびに摩擦で糸が擦り切れ、ボタンが弾け飛ぶように脱落してしまうのです。
この問題を根本から解決するのが「爪楊枝を使った糸足の形成」です。厚手のジャケットやスーツの場合、生地の厚みに応じて爪楊枝を2本重ねたり、割り箸の先端を使ったりして高さを調整します。しっかりとした糸足の柱を立ち上げ、その周囲を糸で硬く巻き固めることで、ボタンが適度に首を振る柔軟性が生まれ、長期間にわたる着脱にも耐える強靭な仕上がりになります。