PrisonとJailの決定的な違いとは?収容期間1年と罪の重さで完全解説
PrisonとJailの決定的な違いとは?収容期間1年と罪の重さで完全解説に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
英語圏の司法制度、とりわけアメリカの法体系において、prisonとjailを分ける最大の基準は「収容期間が1年以上か未満か」そして「犯した罪が重罪か軽犯罪か」という2点に集約されます。
まず、jail(ジェイル)は主に郡(County)や市(City)などの地方自治体、あるいは地域の保安官事務所(Sheriff's Office)が管理・運営する短期収容施設です。ここに入るのは、逮捕されてから裁判で判決が出るのを待つ未決拘留者(保釈金を払えない、または保釈が認められない人物)や、裁判で有罪判決を受けたものの刑期が比較的短い軽犯罪(misdemeanor:飲酒運転、軽度の暴行、器物損壊など)を犯した人物です。収容期間は原則として1年未満に限定されます。
対照的に、prison(プリズン)は州政府(State)または連邦政府(Federal)の司法省・矯正局が管轄する本格的な長期行刑施設です。裁判を経て正式に有罪判決が確定した既決囚のみが移送され、対象となる罪名も重罪(felony:殺人、強盗、重度の詐欺、組織犯罪など)に該当します。科される刑期は1年以上から終身刑、さらには死刑囚までが含まれます。
日常会話やニュース報道で「He was sent to jail」と表現された場合は「逮捕・身柄拘束された、あるいは短期の懲役を受けた」状態を指し、「He was sent to prison」と表現された場合は「正式な裁判で長期の実刑判決が確定し服役している」状態を意味します。このニュアンスの違いを混同すると、事態の深刻度を見誤る原因となります。