元祖ギャル小森純の激動と現在地!実業家転身からメディア復帰へ
元祖ギャル小森純の激動と現在地!実業家転身からメディア復帰へにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
時計の針を少し巻き戻そう。角川春樹事務所が手掛けていたティーン向け女性ファッション誌『Popteen』が、驚異的な発行部数を叩き出していた2000年代半ば。当時の渋谷は、既存のハイファッションを嘲笑うかのような独自の熱気に包まれていた。その中心にいたのが、カリスマ的な支持を集めた読者モデルたちだ。
同誌の絶対的エースとしてガーリーなドール系メイクで社会現象を巻き起こした益若つばさに対し、小森純が提示したのは徹底した「リアル」と「等身大」だった。盛り髪と派手なつけまつげ、大胆なギャルファッションに身を包みながらも、決して気取らない。雑誌の紙面で惜しげもなく変顔を晒し、失恋体験やすっぴんのコンプレックスを赤裸々に吐露する彼女の姿に、同世代の女子たちは強烈な共感を抱いたのだ。「手の届かない完璧な偶像」ではなく、「一番近くで笑ってくれる頼もしい友達」。彼女が切り拓いたその立ち位置こそが、のちのインフルエンサーカルチャーの原点だったと言える。